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伊豆の長八美術館

漆喰鏝絵の殿堂 伊豆の長八美術館

イベント情報

【伊豆の長八美術館】開館40周年記念特別展

オススメ
「継承される左官芸術の技 佐藤勉の雲龍ー宇菊から左勉へー」12/20~開催‼
伊豆の長八美術館開館40周年を記念した特別展をこの冬開催致します。

松崎町出身の左官職人・入江長八の高弟4代目の佐藤勉(1926-2016年)は、1942年16歳の時、左官屋の父親の元で修行し左官の腕を磨いていきました。1963年から横浜で仕事をはじめ、1971年に西伊豆の鈴木左官工業入社、1984年“伊豆の長八美術館”の建設に従事します。左官の確かな技術を認められ生前は「黄綬褒章」を受章、1998年には足立区橋戸稲荷神社の修復作業に携わるなど、町内外で左官業に貢献してきました。平成12年(2000)第1回全国漆喰鏝絵コンクールでは「雲龍」で最優秀賞を受賞。全国漆喰鏝絵コンクールを広めるきっかけになりました。
この展覧会では、佐藤勉氏のルーツを辿りながら佐藤家4代に渡り受け継がれてきた左官芸術の技に迫ります。

「継承される左官技術の技 佐藤勉の雲龍-宇菊から左勉へ-」
会期:2024年12月20日(金)~2025年1月22日(水)
会場:伊豆の長八美術館(静岡県)

冬休みは伊豆の長八美術館へ!

オススメ
「まつざきであそぼ‼2024-25ふゆ」冬季体験教室開催のお知らせ
2024年12月28日(土)~2025年1月4日(土)の期間「まつざきであそぼ‼2024-25ふゆ」を開催いたします‼※12/31、1/1の開催はありません。

伊豆の長八美術館・重文岩科学校で各種体験教室をご用意しております。詳細はチラシをご覧ください。
この機会に是非松崎町にあそびに来てください!
年末年始は松崎町でのんびりしませんか。※1月2日(木)は開館日です。

10月20日(日)は伊豆の長八美術館へ!

オススメ
「フェスタ長八2024」開催のお知らせ
2024年10月20日(日)「フェスタ長八2024」を開催いたします‼

伊豆の長八美術館隣接の駐車場がメイン会場となり、様々なイベントをご用意しております。
長八美術館は終日無料で入館できますので、お気軽にお越しください。

また、今年は松崎中学校1年生によるボランティアガイドも実施します!
この機会に是非足を運んでみてください‼

鏝絵巡りスタンプラリー開催決定!

注目
戸田×松崎コラボ企画!「伊豆の長八 鏝絵(こてえ)巡りスタンプラリー」開催のお知らせ
2024年9月28日(土)~2025年2月16日(日)の期間、沼津市戸田と松崎町で「伊豆の長八 鏝絵巡りスタンプラリー」を開催いたします‼

沼津市戸田の皆様にご協力いただき、入江長八が伊豆に遺した漆喰鏝絵を巡るスタンプラリー企画が実現いたしました。
重文松城家住宅(戸田)、重文岩科学校(松崎)、伊豆の長八美術館(松崎)の3ケ所に設置されたスタンプを全て押すと、素敵な商品を先着150名様にプレゼントいたします!

ツーリングやドライブでお出かけの際は、沼津市戸田と松崎町を巡ってみませんか。

ナイトミュージアム✩2024✩ 開催のお知らせ

オススメ
10月19日(土)19:00~21:00 長八解説もあります
 「伊豆の長八美術館 ナイトミュージアム✩2024✩」を開催致します!
 今年も長八保存会会長の近藤二郎氏に、長八作品の解説をしていただきます。
今年のテーマは「入江長八の人物像」と題しまして、左官の名工と謳われる”入江長八”の人物像に迫ります。
 ※作品解説は19:00~約20分を予定しています。
 
 ナイトミュージアムは入館料無料ですので、どなたでもお気軽にお越し下さい。

営業時間のご案内

◆開館時間 9:00~17:00

休館日 毎週木曜日
※木曜日が祝日の場合はその直前の平日が休館となります。
※12/29〜1/3、4/29〜5/5、8/13〜8/15は開館いたします。
※その他、臨時に休・開館する場合もあります。


◆入館料 大人500円【中学生以下無料】 ・松崎町民無料 ※身分の分かるものをご提示ください。
  ※20人以上の団体の場合は、大人500円 ⇒ 400円になります。
※障害者手帳をお持ちのお客様は、障害者手帳提示でご本人様とお付き添いの方1名様は入館料が半額になります。
(割引券、クーポン券等の併用はできません。)

ご案内

日本随一の漆喰芸術の美術館

 「伊豆の長八は江戸の左官として前後に比類のない名人であった。浅草の展覧会で長八の魚づくしの図のついたての出品があったことを覚えている。殊に図取りといい、こて先の働きなどは巧みなもので、私はここでいかにも長八が名人であることを知った」と彫刻家の高村光雲は後に語っている。
 入江長八は天祐又は乾道と号し、文化十二年八月五日(一八一五年)伊豆国松崎村明地に生まれました。父は兵助、母はてごといって貧しい農家の長男でした。生来の手先の器用さに将来は腕をもって身をたてようと志し、十二歳のとき同村の左官棟梁関仁助のもとに弟子入りし十九歳の時、青雲の志やみ難く江戸へ出て絵を狩野派の喜多武清に学びました。かたわら彫塑の技を修めてこれを左官の業に応用し、漆喰を以て絵を画き或は彫塑して華麗な色彩を施し、新機軸をひらいてついに長八独特の芸術を完成しました。 日本橋茅場町の不動堂再建にあたっては、当時二十六歳の長八は選ばれて表口御拝柱の製作にあたり左右の柱に見るからに風を巻き雲を呼ぶかと思われる一対の龍を描き上げて一躍名人として名声を博しました。
 長八の漆喰鏝絵は西洋のフレスコに勝るとも劣らない壁画技術として、芸術界でも高く評価されています。両者は共に漆喰の湿材上に図絵する技法で、フレスコは漆喰面と顔料溶液との科学的融合により堅固な画面を作り出すのに対して長八は、特殊な方法で下地を作り、色彩を自由に駆使する鏝画で、薄肉彫刻を併用する長所があります。
 当美術館は、この様に貴重な長八の代表作品約五十点を二棟の展示館に集めました。

過去と現代が交錯するポストモダン

 長八美術館の生みの親、石山修武氏(建築家)は、この町との出あいを「奇跡的な出あいでした」と話す。伊豆松崎出身の入江長八という鏝と漆喰の名人職人を知り、建築家として伝統の左官技術のすばらしさを一般の人に知ってもらいたい・・・。
その心が松崎町活性化事業と共鳴し、長八美術館が誕生しました。数多くの優能な技術者が全国から集まり、伝統の左官技術を生かした建物のあらゆる場所には、その左官の芸がちりばめられており、同美術館は「江戸と二十一世紀を融合させた建物」として今では、世界的な建築物として注目されています。
 長八美術館を設計した石山修武氏は、同美術館が建築界の芥川賞といわれる「吉田五十八賞」の受賞の対象となり、 第10回の受賞者となりました。このことは、建築に参加した多くの左官職人の持つ古来より受け継いだ技術と、新しい工法が実証されたものであり、職人の職人による職人のための美術館、その技術の枠を結集いた建築が広く認められたものと言えましょう。

〈左官仕上内容〉
▽外壁=カラロール
▽外部腰=なまこ壁
▽庭外部壁=土佐漆喰
▽外部幅木=人造石洗出
▽正面入口壁=アートレリボ
▽内部天井=白い壁、サンアート
▽内部壁=前同
▽丸柱=リシン掻落しクリアー
▽通路床=五色石及び玉石植込み
▽ドーム天井=天井漆喰彫刻

展示作品紹介

『遊女普賢菩薩』

『遊女普賢菩薩』
明治初期 

制作からおよそ150年の時を経て現代に蘇った、長八翁幻の鏝絵作品『遊女普賢菩薩』を常設展示室にて公開しております。
長八翁の最高傑作と呼ばれる『遊女普賢菩薩』を是非ご覧ください。

 二尺二寸に、一尺四寸程の横額に、木心漆喰で塗られた図は、六牙の白象の背に乗った遊女が、あでやかな朱色の着物に白い羽織を肩まで落し、恋文でもあろう、長い巻き手紙を読んでいる図である。薄肉の遊女と白象に対して、巧みに群青を駆使した背景との調和は、すばらしいもので脂の乗り切った長八の代表傑作である。
( 白鳥金次郎著『名工 伊豆長八傳』より抜粋 )

展示期間:令和4年10月~通年

『恵比寿・大黒天像』

『恵比寿・大黒天像』
文久2年(1862)48歳 

常設展示室にて、 長八翁の塑像作品『恵比寿・大黒天像』を公開しております。長八翁は晩年に恵比寿・大黒天像を多く制作しておりますが、この作品は長八翁が若い頃に制作された作品です。

展示期間:令和4年7月~通年

光る泥団子づくり

光る泥団子の作り方を紹介しています。

展示

入江長八代表作 富岳 他約50点
(時期により展示点数は変わります)
鏝絵に使用される左官の鏝の展示
順路の後に、職員の生けたミニ生花もご覧ください。

ミュージアムショップ

「全国漆喰鏝絵コンクール作品展」図録
1冊500円(税込)
※過去の図録も販売中です。
※数量限定のため欠品あり。
伊豆長八作品集 上巻
上巻 2,150円
※下巻販売なし
伊豆の長八・駿府の鶴堂 524円
伊豆の長八ー幕末・明治の空前絶後の鏝絵師ー 2,750円
建物はがき 1枚70円
建物はがきセット(5枚入)300円

作品絵はがき 1枚72円
作品絵はがきセットA・B(各10枚入)各650円

鏝絵販売品 
1点 4,800円~
 
栄光球(光る泥団子)
1点 1,000円
長八美術館オリジナル
漆喰ストラップ
1点 700円

光る泥団子・漆喰鏝絵・ストラップ 制作体験

季節ごとやイベント等に併せて定期的に開催しております。

 ・春休み[3月下旬~4月上旬]
 ・ゴールデンウィーク[5月上旬]
 ・夏休み[8月中旬]
 ・冬休み[12月下旬]

体験料(税込):光る泥団子 1名様につき700円
        漆喰鏝絵  1名様につき1,000円
        ストラップ 1名様につき500円

アクセス

 伊豆の長八美術館
 〒410-3611
静岡県賀茂郡松崎町松崎23
TEL 0558-42-2540  FAX0558-42-2573
 
●アクセス
  ■電車では
・東京-(新幹線55分)-熱海-(伊豆急90分)-伊豆急下田-(バス50分)-松崎
・東京-(直通電車140分)-修善寺-(バス105分)-松崎
・東京-(新幹線65分)-三島-(伊豆箱根鉄道32分)-修善寺-(バス105分)-松崎
  ■船では
・清水港-(駿河湾フェリー70分)-土肥港-(車40分)-松崎
  ■車では
・伊豆縦貫道月ケ瀬ICより国道136号線⇒(車60分)-松崎約72㎞(下田より27㎞)


●道路情報:静岡県道路規制情報

リンク

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【お願い】
松崎町は、自然環境保護のため松崎海岸での
水上バイクの利用をご遠慮いただいております。
伊豆まつざき荘では、水上バイクご利用の
お客様の宿泊をお断りしておます。
大変恐れ入りますが、ご理解とご協力を
お願いいたします。
 
伊豆まつざき荘の予約お問い合わせは
TEL0558-42-0450へお願いします。
 
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