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伊豆の長八美術館

木曜休館および団体割引人数変更のお知らせ

伊豆の長八美術館および重文岩科学校は、令和6年4月より、毎週木曜日を休館日とします。
併せて、団体割引人数を30人以上から20人以上に変更させていただきます。

変更日時:令和6年4月1日~

【休館日】
旧:年中無休
新:毎週木曜日
※木曜日が祝日の場合はその直前の平日が休館となります。
※12/29〜1/3、4/29〜5/5、8/13〜8/15は開館いたします。
※その他、臨時に休・開館する場合もあります。


【団体割引人数】
旧:30人以上
新:20人以上

【対象施設】
伊豆の長八美術館  静岡県賀茂郡松崎町松崎23    Tel 0558-42-2540
重文岩科学校    静岡県賀茂郡松崎町岩科北側442  Tel 0558-42-2675

何かとご不便をおかけすることと存じますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

漆喰鏝絵の殿堂 伊豆の長八美術館

イベント情報

春季体験教室開催のお知らせ 

まつざきであそぼ!!2024春 開催決定致しました!

3月28日(木)~4月3日(水)の期間「光る泥団子体験教室」「漆喰鏝絵(しっくいこてえ)体験教室」「漆喰ストラップ体験教室」を開催致します!(4月1日を除く)
※要予約 0558-24-2540
※定員に満たない場合は当日予約可

重文岩科学校では「まゆ玉人形教室」を開催!※期間中随時受付

この機会に是非松崎町へお越し下さい!!

詳細は下記チラシをご覧ください。

「機(はた)を織る女」 展示のお知らせ

注目
明治11年(1878)以降に制作された塗額の漆喰鏝絵
 この度、作品所有者のご厚意により、新たにご寄贈いただきました入江長八の「機を織る女」を常設展示いたします。所有者のご先祖は、当時関東地方で回船問屋を営んでいた豪商で、長八と何らかの交流がありいただいた作品と伝えられています。

 ※長八美術館の常設展示室にて通年展示予定です。
 ※展示作品は予告なく変更することがございます。

「2023松崎 まちかど花飾り」開催!のお知らせ

10月25日(水)~10月30日(日)は「幻灯会 in 長八美術館」も開催します。 
2023年10月21日(土)~11月12日に「2023松崎まちかど花飾り」が開催されます!
長八美術館前も花飾りで秋を素敵に彩ります。カサ・エストレリータ(民芸館)では写真展も行いますので、第23回全国漆喰鏝絵コンクール佳作展と併せてご覧ください。

10月25日(水)~10月29日(日)は美術館でプロジェクションマッピングを行います!
18:00~20:00の間に投影されます。幻想的な世界を是非ご堪能ください。

また、期間中は寒さが予想されますので、暖かい格好でお越しください。

「フェスタ長八2023」開催!のお知らせ

2023年10月22日(日)に「フェスタ長八2023」が開催されます!
光る泥団子制作体験をはじめ長八オリジナル缶バッジ制作など、今年も内容盛りだくさんでお届けいたします。

伊豆の長八美術館は、終日入館無料!
14:00からは長八保存会会長の近藤二郎氏に、長八作品の解説をしていただきます。

また、今年度新たにご寄贈いただきました長八作品のお披露目も予定しております。
続報をお待ちください。

✩ナイトミュージアム2023✩開催のお知らせ

10月21日(土)19:00~21:00
 伊豆の長八美術館 ナイトミュージアム2023

 今年も長八保存会会長の近藤二郎氏に、長八作品の解説をしていただきます。
今年は「中国文化と長八作品」と題しまして、中国の文化に由来するモティーフを取り入れた長八作品をご紹介いたします。
 ※作品解説は19:00~約30分の予定です。
 
 また、10月22日(日)14:00~も館内で作品解説を行います。
 入館料無料ですので、どなたでもお気軽にお越し下さい。

新型コロナウイルス感染症に関するお願い

皆様には入り口で手の消毒をお願いしております。
また、受付で検温も実施しております。体温が37.5℃以上ある方は入館できません。

皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。
 
※日本博物館協会・日本小売業協会のガイドラインに基づき対応しております。

営業時間のご案内

◆開館時間 9:00~17:00(年中無休)

◆入館料 大人500円【中学生以下無料】 ・松崎町民無料 ※身分の分かるものをご提示ください。
※障害者手帳をお持ちのお客様は、障害者手帳提示でご本人様とお付き添いの方1名様は入館料が半額になります。
(割引券、クーポン券等の併用はできません。)

ご案内

日本随一の漆喰芸術の美術館

 「伊豆の長八は江戸の左官として前後に比類のない名人であった。浅草の展覧会で長八の魚づくしの図のついたての出品があったことを覚えている。殊に図取りといい、こて先の働きなどは巧みなもので、私はここでいかにも長八が名人であることを知った」と彫刻家の高村光雲は後に語っている。
 入江長八は天祐又は乾道と号し、文化十二年八月五日(一八一五年)伊豆国松崎村明地に生まれました。父は兵助、母はてごといって貧しい農家の長男でした。生来の手先の器用さに将来は腕をもって身をたてようと志し、十二歳のとき同村の左官棟梁関仁助のもとに弟子入りし十九歳の時、青雲の志やみ難く江戸へ出て絵を狩野派の喜多武清に学びました。かたわら彫塑の技を修めてこれを左官の業に応用し、漆喰を以て絵を画き或は彫塑して華麗な色彩を施し、新機軸をひらいてついに長八独特の芸術を完成しました。 日本橋茅場町の不動堂再建にあたっては、当時二十六歳の長八は選ばれて表口御拝柱の製作にあたり左右の柱に見るからに風を巻き雲を呼ぶかと思われる一対の龍を描き上げて一躍名人として名声を博しました。
 長八の漆喰鏝絵は西洋のフレスコに勝るとも劣らない壁画技術として、芸術界でも高く評価されています。両者は共に漆喰の湿材上に図絵する技法で、フレスコは漆喰面と顔料溶液との科学的融合により堅固な画面を作り出すのに対して長八は、特殊な方法で下地を作り、色彩を自由に駆使する鏝画で、薄肉彫刻を併用する長所があります。
 当美術館は、この様に貴重な長八の代表作品約五十点を二棟の展示館に集めました。

過去と現代が交錯するポストモダン

 長八美術館の生みの親、石山修武氏(建築家)は、この町との出あいを「奇跡的な出あいでした」と話す。伊豆松崎出身の入江長八という鏝と漆喰の名人職人を知り、建築家として伝統の左官技術のすばらしさを一般の人に知ってもらいたい・・・。
その心が松崎町活性化事業と共鳴し、長八美術館が誕生しました。数多くの優能な技術者が全国から集まり、伝統の左官技術を生かした建物のあらゆる場所には、その左官の芸がちりばめられており、同美術館は「江戸と二十一世紀を融合させた建物」として今では、世界的な建築物として注目されています。
 長八美術館を設計した石山修武氏は、同美術館が建築界の芥川賞といわれる「吉田五十八賞」の受賞の対象となり、 第10回の受賞者となりました。このことは、建築に参加した多くの左官職人の持つ古来より受け継いだ技術と、新しい工法が実証されたものであり、職人の職人による職人のための美術館、その技術の枠を結集いた建築が広く認められたものと言えましょう。

〈左官仕上内容〉
▽外壁=カラロール
▽外部腰=なまこ壁
▽庭外部壁=土佐漆喰
▽外部幅木=人造石洗出
▽正面入口壁=アートレリボ
▽内部天井=白い壁、サンアート
▽内部壁=前同
▽丸柱=リシン掻落しクリアー
▽通路床=五色石及び玉石植込み
▽ドーム天井=天井漆喰彫刻

展示作品紹介

『遊女普賢菩薩』

『遊女普賢菩薩』
明治初期 

制作からおよそ150年の時を経て現代に蘇った、長八翁幻の鏝絵作品『遊女普賢菩薩』を常設展示室にて公開しております。
長八翁の最高傑作と呼ばれる『遊女普賢菩薩』を是非ご覧ください。

 二尺二寸に、一尺四寸程の横額に、木心漆喰で塗られた図は、六牙の白象の背に乗った遊女が、あでやかな朱色の着物に白い羽織を肩まで落し、恋文でもあろう、長い巻き手紙を読んでいる図である。薄肉の遊女と白象に対して、巧みに群青を駆使した背景との調和は、すばらしいもので脂の乗り切った長八の代表傑作である。
( 白鳥金次郎著『名工 伊豆長八傳』より抜粋 )

展示期間:令和4年10月~通年

『恵比寿・大黒天像』

『恵比寿・大黒天像』
文久2年(1862)48歳 

常設展示室にて、 長八翁の塑像作品『恵比寿・大黒天像』を公開しております。長八翁は晩年に恵比寿・大黒天像を多く制作しておりますが、この作品は長八翁が若い頃に制作された作品です。

展示期間:令和4年7月~通年

光る泥団子づくり

光る泥団子の作り方を紹介しています。

展示

入江長八代表作 富岳 他約50点
(時期により展示点数は変わります)
鏝絵に使用される左官の鏝の展示
順路の後に、職員の生けたミニ生花もご覧ください。

ミュージアムショップ

伊豆長八作品集 上巻
上巻 2,150円
※下巻販売なし
伊豆の長八・駿府の鶴堂 524円
伊豆の長八ー幕末・明治の空前絶後の鏝絵師ー 2,750円
建物はがき 1枚70円
建物はがきセット(5枚入)300円

作品絵はがき 1枚72円
作品絵はがきセットA・B(各10枚入)各650円

鏝絵販売品 
1点 4,800円~
 
栄光球(光る泥団子)
1点 1,000円
長八美術館オリジナル
漆喰ストラップ
1点 700円

光る泥団子・漆喰鏝絵・ストラップ 制作体験

季節ごとやイベント等に併せて定期的に開催しております。

 ・春休み[3月下旬~4月上旬]
 ・ゴールデンウィーク[5月上旬]
 ・夏休み[8月中旬]
 ・冬休み[12月下旬]

体験料(税込):光る泥団子 1名様につき700円
        漆喰鏝絵  1名様につき1,000円
        ストラップ 1名様につき500円

アクセス

 伊豆の長八美術館
 〒410-3611
静岡県賀茂郡松崎町松崎23
TEL 0558-42-2540  FAX0558-42-2573
 
●アクセス
  ■電車では
・東京-(新幹線55分)-熱海-(伊豆急90分)-伊豆急下田-(バス50分)-松崎
・東京-(直通電車140分)-修善寺-(バス105分)-松崎
・東京-(新幹線65分)-三島-(伊豆箱根鉄道32分)-修善寺-(バス105分)-松崎
  ■船では
・清水港-(駿河湾フェリー70分)-土肥港-(車40分)-松崎
  ■車では
・伊豆縦貫道月ケ瀬ICより国道136号線⇒(車60分)-松崎約72㎞(下田より27㎞)


●道路情報:静岡県道路規制情報

リンク

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【お願い】
松崎町は、自然環境保護のため松崎海岸での
水上バイクの利用をご遠慮いただいております。
伊豆まつざき荘では、水上バイクご利用の
お客様の宿泊をお断りしておます。
大変恐れ入りますが、ご理解とご協力を
お願いいたします。
 
伊豆まつざき荘の予約お問い合わせは
TEL0558-42-0450へお願いします。
 
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